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聖闘士星矢 LEGEND of SANCTUARYを見てきたので [雑記]

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このブログじゃ珍しい映画の感想等を、自分用メモ代わりに。
以下ネタバレもありでダラダラと書きなぐり。




【聖衣】
星座のオブジェなんか無いのだろうなと思っていたが、青銅勢はドッグタグ。黄金は1m程のプレートが
モーフィングでギゴガゴとオブジェになるCGに鳥肌が。オブジェがバラけて装着するのは鉄板なものの
マスク部は状況に応じて形状が変わるようで戦闘時のフルフェイス状態は好みが分かれそう。
聖衣内に腕時計が仕込んであったり、グッズの販促も怠り無いw
CGならではという、音速(光速)の動きの処理が非常に気持ち良い。
小宇宙の高まりで聖衣の凹ラインが555のようにメカニカルに光り輝くのも、割と新鮮。
映画を観た後に、フィギュアの聖闘士聖衣伝説にすごく期待しはじめていた自分が怖いw


【星矢】
子供のころから沙織=アテナだと知っていて、偽のアテナを奉っている教皇の打倒ために
爺のスカウトで聖闘士の道に飛び込んだところが原作とは最も異なるところかも。
尺が短い映画なので、このあたりの行動理由の設定は十二宮突入に至るまでのストーリー短縮に
非常に有効だと気付かされます。ただ沙織自身は幼少時の星矢のことなんか全く記憶に無いww
性格は熱血漢というより、お調子者っぽくて割とライトな性格?
表情もコミカルなので、妙に一挙一動が印象に残りやすかったです。

【紫龍】
原作だとすぐ聖衣を脱いじゃう子でしたが、休息時でも聖衣を脱ぎたくない駄々っ子ぶりの
ギャップが微笑ましいwただし、脱いだら強いのは今作も変わらず。
雷電ポジションで主人公勢の状況説明役に抜擢されているのに、星矢達はまるで聞く気は無いw
誰が紫龍をギャグ担当だと予想しただろうか。。。w

【氷河】
カミュとの師弟対決が印象深い十二宮編の氷河ですが、尺の都合で巨蟹宮⇔宝瓶宮の出オチワープからの
オーロラエクスキューションの打ち合いで早々に決着。。。絶対零度とはなんだったんだw
そんな氷河のキャラ設定の下手さは演出なのか、すぐに目を反らし、夜な夜な一杯(未成年)やったり
会話に入り損ねて間を伺っていたりと勘違いクールぶりが妙に寂しいw
恐らく窃盗したであろうバイクに乗って聖衣装着とかどこのマスクドライダーか。出る作品を間違えたんじゃないだろうか。

【瞬】
アフロディーテの扱いがクソすぎだったので、戦闘シーンにおいて相手不在で完全にいらない子ww
と思いきや、上には上がいるとは思いもしなかったのであった。

【一輝】
やはり聖闘士最強の男は遅れてやってきたが、おシャカ様が物分りのいい人だったので
無人の処女宮で自分を見失ってしまったんじゃないだろーか。。。。
瞬に対して、「弟じゃなきゃ殺してやりたい弱さ」だと大口を叩いた数秒後に、
シュラの足元で焼き鳥になった不死鳥がそこに。。。。何しにきたのニーサン。。。。

【沙織】
13歳の奇乳女神じゃなくて、多分フツーの16歳。
子供ころは小宇宙の存在に気付いていたみたいだけど、16歳になったら自覚無し。
相手に小宇宙を送り込むことで怪我が治癒するだけじゃなくて、アテナの小宇宙までも得られる
言うなればスーパーサイヤ人製造機。声はわりと聞けると思う。
教皇の隣にいた偽アテナは何者だったかはラストでも不明w

【辰巳】
安定の島田ボイス

【ムウ】
星矢達は新品の聖衣。営業妨害されたしてめーらにセブンセンシズについては教えてやんねー。
サンクチュアリの異変に気付いていたのに何もしなくてお嬢さんに怒られちゃった伊達メガネ。
ライブラの友達だから紫龍は最初からムウのことを知っていたっぽいけど、
そもそも今作に天秤などない。。。

【アルデバラン】
ムウの変わりにセブンセンシズを教えてくれたオッサン。割と原作準拠っぽいバトルなものの
角を折られたら負けを認めてくれるのに、ソレを解ってか凶悪なほど太くて大きい角が頭に。。。
でも折れる。

【サガ】
そもそもアイオロス追撃中の折、ダッキングで動きを封じたアイオロス共々シュラに斬殺されているサガ。
この頃、既にサガが教皇にすり替わっていたのか、この辺の状況が不明。
サガ自身がアイオロスへの嫉妬から反逆を企てたくだりや、自暴自棄になりやすい性格っぽくて、
どうでもよくなったからサンクチュアリ破壊とか、ラスボスなのに異常なまでの小者臭が。。。
善と悪の二面性がなくなっていたのは惜しい気も。
フィギュアも第一弾で発売するとのことだけど、レアもの扱いのEXサガの本映画カラーとの
連動らしいので売り方もクソすぎた。。。

【デスマスク】
もはや原作とのギャップも楽しむのがこの映画なのかもと気付き始めてきたころに
巨蟹宮の某夢の国風の構成に吹くw名乗り口上で執拗にワキ毛をチラつかせた奴は
珍しいのではないだろーかw潔いまでの外見のゲスさもあって割と安心して見れるキャラだったかも。

【アイオリア】
序盤から単身で沙織殺害とサジタリアスの奪取で乗り込んできたシーンを持ってくることで
ストーリーが十二宮編への一本道になったのが、余計なものを入れない上手い構成だったと思う。
星矢はアイオリアが沙織がアテナだと認めたものと認識していたみたいだけど
アイオリア自身は別にそんなことは言っていなかったようなw
洗脳解除時のシャカとの絡みは意を付かれたものの、原作とは逆パターンなのでこれも面白い。
必殺のライトニングプラズマの演出はCGならではと言った感じの繊細さがあって綺麗。
その回避も逸品でした。

【シャカ】
非常に物分りのいい神に近い男w 沙織派なので一輝ニーサンの頭が蒸れすぎてしまった。

【ミロ】
サプライズ的なキャラ設定だったはずなのだろうけど、全てはオメガに先を越されていたw
黄金が強力な戦闘力だという演出で、星矢たちを実質ゴールである次の人馬宮まで殴り飛ばして移動。
こういう尺の詰め方もあるのかww

【アイオロス】
ヒマラヤ冒険に「行く」最中の城戸爺の前に堕ちてきたヒゲ。爺の探検あっさり終了。
この映画、「尺の都合で~」と短縮シーンへのツッコミを入れたくなるが、この爺何しにヒマラヤに来たのww
冒頭以降は「画像はイメージ」的なシーンでしか出てこない人。

【シュラ】
黄金で最も輝いていたかもしれない最後の砦。ライザーソードになったりする
GNエクスカリバーが強力すぎた。この人も物分りが良すぎるのかアッサリ親沙織派にwww
焼き鳥化したニーサンと和菓子の無駄働きぶりが露骨に目に付く結果に。

【カミュ】
氷河に足りないものを問いていたが、師匠本人は頭が足りず問答が下手糞すぎた。。。
序盤からDFラインが出張ってきたのでゴール前がほぼガラ空き状態にw
この人も何しにきたの?と。そしてバズーカはついに火を噴くことが無かった。。。

【アフロディーテ】
映画を観終えたときの、パンフレットに書かれたこのキャラの声優さんのコメントが
涙なしには見れなかった。


割とザックリとまとめた印象のあるストーリー構成なものの、多少のキャラ設定の変更もあってか
原作からの違和感のある端折りもなく、星矢を知らない人でもテンポ良く見れる映画だったのではないかと。
良くもこの時間でストーリーをまとめられたなあと、気になる部分だったので安心。
サンクチュアリに異変を感じている黄金も原作より多くて、説得に応じやすかった気がしたものの
十二宮の順番や、原作での黄金同士のキャラ関係の設定を上手く利用して、思いのほか
ニヤリとさせられる対決シーンがあったのが嬉しい。自分自身、地雷映画だと思っていたものの
期待以上に完成度が高くて星矢ファンなら満足できる一作なのかもしれないです。
ただしラストのサガはウンコ。てめーはだめだ。



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