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聖闘士聖衣神話 : ペガサス光牙 [聖闘士聖衣神話:聖闘士]

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聖闘士聖衣神話の『ペガサス光牙』です。
聖闘士星矢Ωからは初の神話参入で、放映中の《新生聖衣(ニュークロス)編》の聖衣で立体化されました。

旧聖衣のものはS.H.フィギュアーツでリリースされましたが、続く他のキャラのリリースも無く、
光牙のみで単発終了してしまい、一部では神話に鞍替えするためにアニメの聖衣デザインを
変更されたとまで噂されていました。
http://oniityan.blog.so-net.ne.jp/2013-11-16

聖闘士聖衣神話の発売10周年月に鳴り物入りでデビューした、神話版のペガサス光牙ですが・・・




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光牙素体。一応、無印神話枠ということで3rd素体が採用されていました、
劇中の少年体型を再現すべく、頭部や拳など大きめにアレンジしてあるということで、
旧作キャラの頭身とはまた違った印象です。
素体は共通なので他のキャラとのスケール感の違いはあるかもしれません。

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時代を逆行するかのように、フェイスパーツは通常顔1種のみ・・・。
新生聖衣編からキャラクターデザインに変更があったので、S.H.フィギュアーツ版よりも濃い顔立ちに。
頭髪に占める面積が大きい割にはイマイチ立体感に乏しく、ほぼ真正面からのみの
鑑賞にしか堪えられない造形。
後ろ髪は神話EXのようなOリングではなく、従来どおりのCリング止め。




来い!ペガサス!
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ペガサス聖衣装着。新生聖衣の形状が旧聖衣よりも金属感あるゴツめに変化し、
オメガを象徴する《クロストーン》も大きめで華やかに。
メッキの光沢度は非常に煌びやかで、クリアーパーツ製のクロストーンの存在感も相まって
青銅聖闘士っぽく無いような豪華さ。

ただ、クロストーンのない太ももやふくらはぎ部のアーマー等はただの筒で、シャープさに欠けるところかも。
プロポーション的には寸詰まり気味。素体や拳パーツが大型化されて腕長になった影響かと思います。

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オメガといっても、素体への聖衣パーツの装着感は従来のものと、ほぼ変わりなかったです。
これは悪い意味でも当てはまり、パーツのポロリや固定の甘さ、素体の貧弱さからくる転倒も相当多めで、
アクションのし辛さが目立ちます。
アニメ放送期間中にリリースされたものなのに、神話EXと比べると設計面で古臭い印象を感じてしまう部分も。

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聖衣装着時のフェイス部。頭髪は装着時専用のパーツと差し替え。
アゴ引きなど首の可動面は残念で、殆ど横振りの可動しかできない点はマイナス。

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肩アーマーの基部は2軸可動ですが、アーマー形状の関係で思ったほど逃しスペースが生まれませんでした。
クロストーンパーツの先端は非常に鋭利。慎重に扱わないとパーツ角のつぶれや、怪我もしてしまいそうです。




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今回は、《交換手首用のホルダー》が付属していました。
ホルダー表面に聖闘士聖衣神話のロゴが彫刻してあります。

ホルダー自体はfigmaなど、各アクションフィギュアメーカーで採用しているものと使い勝手は同じ。
個人的には聖闘士聖衣神話程のパーツ点数ならば、パッケージブリスターに収納しておいたほうが
収納面でも便利な感じはしますが。

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オブジェの《ペガサスの翼》を背中に装着できます。
装着方法は神話EXなどと同じく、背中の聖衣のカバーパーツを外した箇所に
翼の基部ジョイントを取り付けます。羽部分はラメ入り成型のブルーのクリアーパーツ。

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本編には登場していない形態ですが、オブジェでは白の翼だったので、ブルーに変化しているあたり
何か意味がありそうな雰囲気も匂わせてますね。

翼の可動は、本体基部と翼基部の2軸でスイング可動。羽部分も可動して羽を広げるアクションもできました。




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聖闘士聖衣神話EX エフェクトパーツセットを使用しています。
http://oniityan.blog.so-net.ne.jp/2013-07-24

これが発売された頃の本放送は旧作メンバーが大活躍中で、光牙はモブキャラ以下の扱いという・・・。
光牙と同時発売された10th氷河にあわせてか、発売日翌日に放送されたオメガでは、氷河推しの回だったのはどういうこと・・・。

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下半身側、バックルパーツのポロリや、ベルト周り、脚部アーマーが固定が甘く
アクションのたびにストレスに感じるところも。




ペガサスの聖衣オブジェ形態

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オメガ版ではクリアーブルーのオブジェフレームが採用されています。
馬型の他に、パーツの組み換えで《収納形態?》にも出来ましたが
収納形態では聖衣を組み込むことは出来ず、イマイチ用途がわかりません・・・。

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個人差かもしれませんが、オブジェへの聖衣パーツの組み込みには。力技になる箇所もあり、
破損もし易そうな部品割りなので、組み立てには注意を図ったほうが良さそうです。

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クリアーブルーのフレームなので接続穴など見えにくい箇所もあるので厄介でした。

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ロストキャンバスに続く2回目の派生シリーズになるオメガ。
放映中のアニメと平行してのリリースであることや、オメガ第1弾ということもあり、
メーカーのアピールも他より力の入ったものでしたが、
個人的には、パワー不足感が否めないアイテムだったのではないかと。

価格面では昨今リリースされた、パーツ点数の多い神話EXの青銅などと見比べても高価な定価設定。
それででありながら付属品の数の少なさは異常。
フェイスパーツが一種類のみであったり、手甲も2個付いて当たり前だったのが一個だったりと
ブリスターのスカスカ感から見ても、開封時に既にガッカリな気分に。。。

オメガとして新しい試みをしようとする商品の意気込みは随所にあるとは思いましたが
ベースとなっているものが何世代前の古臭い仕様になっているため造形面や可動でも残念感が。

旧作とオメガの違いを感じさせるアプローチならば、S.H.フィギュアーツ版の方が軍配が上がる印象。
神話版の光牙は、私の価値観とはイマイチかみ合わなかった感があります。




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