で、テティス素体。シャイナから採用された女性キャラの新素体としては3作目となるテティス。
女性聖闘士系では素体そのものに衣服デザインのディテールが施された処置でしたが、
テティスに到っては、これまでの男性型素体のフォーマットに近い、単色アンダーウェアとなっていました。
素体用のハンドパーツも、握り手のほか平手の2種類付属していました。
テティス頭部。
頭部内にはシャイナ同様、製衣神話EXのような基部パーツがあり、それに頭髪・フェイスパーツを組み込んでいく方式。
テティスでは《もみ上げ・後ろ髪》も可動するようになっている形状の基部パーツに変更されていました。
http://oniityan.blog.so-net.ne.jp/2013-07-09また、通常の正面視線のフェイスのほかに、視線を変えたフェイスパーツもあり、計2種のフェイスが付属していました。
鱗衣(スケイル)装着準備として、マスク装着用の頭髪パーツに交換する必要があります。
これまでの女性素体では、上記の頭部基部パーツが2つ付属しており、アーマー装着用、他フェイス用といった
交換作業の手間が短縮できてありがたかったのですが、今回のテティスでは基部パーツが1個しか
付属していなかったので、交換頭髪パーツも多めということで、そこそこ手間がかかってしまいます。
鱗鎧装着原作でも装着図デザインがギミック的に異様に凝り始めた時期の鱗衣ですので、
単純な形状のアーマーが少なく、装着したアーマーの向き・角度的にも他とは異なる内容なので
フィギュアへの装着が楽しい楽しい。聖衣神話シリーズを何種類か弄っていないとわからない面白さがあると思います。
女性素体としては合金製パーツのアーマー装着量が多いアイテムですが、
細身の素体で、この重さを余裕で耐えてくれることは大変助かります。
見た目的には不満は全くないですが、装着強度ではヒザ位置にあたるフレアー部の取り付けが甘いのが気になります。
どこかで固定がされているわけでもなく、アクション時の位置合わせやガタつきのストレスががハンパない。
何とかしてほしかったと思いつつ、オブジェ組み立てとの兼ね合いもありそうなのでしょうがなかったのかも。
「デストラップコーラル!」イラスト的に技の構えだけはお目にかかる機会はあるものの
どういう技だかよう知らんだわ。。。アニメオリジナルの技みたい。
不適な小娘キャラかと思うも、ジュリアンとのエピソードや正体明かしなどの絡みで
ポセイドン編のラストをキレイに締めてくれたりと重要キャラだったのかも。
シャイナさんの好敵手登場と思いきや、打ち切り間際でそんなことは無かった…('A`)
マーメイドの鱗衣オブジェ形態人魚。鱗衣にしてはモチーフが最もわかりやすいデザインですね。
尾の部分はパーツの組みがメンドウくさそうと思ってましたが、
実際はフレーム支柱にパーツを通していくだけの単純作業でストレスを感じませんでした。
岩場にあたるパーツもメッキ処理されていました。
新製品として、海闘士シリーズの緑色パッケージを久々に見れて懐かしさを感じてしまった。。
このブログを始めた頃は神話のリリースとしては、丁度、海闘士が始まった真っ只中だったので
個人的な聖衣神話への熱の入りようも脂が乗りきった時期でしたが、マーメイド テティスを残して
海闘士キャラのリリースが一時中断になってしまい残念な思いもありました。
あれから5年経ち、女性キャラのリリース開始によって、ようやくテティスも発売されて
海闘士のコンプリートができました。今回はシリーズ的な区切りとして満足度は非常に高かったです。