聖闘士聖衣神話EX：ジェミニサガ GOLD24 【レビュー】 [聖闘士聖衣神話EX]
2021年11月19日からオンライン開催されたイベント「TAMASHII NATION 2021」で販売された、
聖闘士聖衣神話EXの『ジェミニサガ GOLD24』です。
パッケージ。構成は昨年販売されたサジタリアス星矢GOLD24と同様、
イベント用のスリーブで覆われており、中は厚みのある化粧箱で覆われています。
化粧箱の中は聖衣箱をモチーフにしたインナーボックスがある３重構造。
付属パーツ。台座の構成はサジタリアス星矢GOLD24と同様。
台座はEXの神台座（ゴッドステージ）セットと同じもの。アーム・クリップは大小1組づつ。
台座にセットできる双子座のエンブレムは24kメッキ。
床面シートは黒色のタイプが付属。裏面がシールになっていて台座に貼りつける可能。
聖闘士星矢35周年と連動してか、姫野美智氏のイラストシートも付属してました。
サガ素体。新素体の『EX METAL素体』に変更された点が大きなポイント。
昨年のサジタリアス星矢が通常素体だったのでイマイチ統一感が・・・。
EX METAL素体の構成はハーデスやラダマンティスと同様、上半身が裸。
聖衣装着。全身を24金メッキ(純金)でコーティングした特別仕様。
表面はヌルっとした潤いある光沢が特徴的。聖衣パーツは通常版と変わりなし。
メッキの厚みでスネと足首の聖衣パーツとのはめ合いがやや悪い感じ。
通常版EXサガは二の腕が旧タイプの細い形状でしたが、素体が変わっても装着感に違和感は無し。
関節強度が高く、重量もあるので素立ちはすごく安定。
EX METAL素体になったことでヒジやヒザの関節も聖衣カラーになっているのが特徴。
ヒジヒザの合金関節は細いので聖衣パーツとの空間が広く見えてしまうのが難点。
通常版と比較。24k版は差し色が無く、合金とプラパーツとのメッキの色合いの差がほとんどなし。
聖闘士聖衣神話EX ： ジェミニサガ(リバイバル版)
フェイス・頭髪部は南田香名氏の新規造形。
善サガは《通常・叫び・閉眼・謎顔》の４種類。
頭髪の造形にクセが強く、髪の流れからフィギュア右方向からの画角しか鑑賞に堪えられないのが難点。
左方向から見ると髪型が平らな感じの見た目に。
バケツを被った姿で。
フェイス部の造形が細くなったのでややバケツが大きめな印象に。
付属の悪サガもフェイス・頭髪が新規造形。《通常・叫び・食いしばり》の3種類付属。
謎顔は善サガと共通パーツ。頭髪は善サガと差別化されており、悪サガは毛先がやや逆立った造形に。
悪サガのバケツ。
悪サガの造形は鬼気迫る感じで再現度も良くマイスシリーズの悪サガとしては決定版的な感じに。
悪サガの後ろ髪パーツも善サガと異なる造形。
通常版とのフェイス部比較。
マントパーツ。従来のプラパーツマントではなく、今回は布パーツに。
装着方法は通常版と同様で、背中のカバーパーツと交換。
布マント内部にワイヤーが内蔵され、わずかに動きをつけることも。
以前発売されたEXハーデスも同じ構造のマントでしたが、今回のサガのマントは
表裏とで色が違う生地が縫い合わせてあるので、厚めな形状。
白の生地に青色の糸が見えてしまっているので見栄えはややイマイチ。
EX METAL素体の可動構造の恩恵で腕を交差させるアクションがしやすくなっています。
素体剛性があるので開脚ポーズでも安定して自立可能なのはうれしい。
双児宮の番人。
ギャラクシアンエクスプロージョンエフェクトは通常版から拝借。
付属の台座にセットした状態。
ジェミニの聖衣オブジェ形態
オブジェフレーム。
オブジェ形態の組み方も通常版と変更なし。
メッキが厚いのでやや組みこみが固い箇所もあるので破損に注意が必要。
付属の台座に載せて飾った状態。
24kメッキ仕様ということで24,200円(税込み)と、通常版より大幅に価格上昇・・・。
昨年のサジタリアス星矢に比べ、今回のサガはEX METAL素体への仕様変更や
マイスシリーズでは定評のある南田氏造形へのフェイス部新規造形ということで
購入者が限られるイベント仕様になってしまうのはやや酷な感じも。
EX METAL素体やメッキパーツの恩恵が高いだけにサジタリアスはアイオロスで
出し直してほしいとさえ思ってしまった。
