スペイザー本体。超合金といっても合金パーツは一切使用されておらず。
所謂オプションパーツの類ですしね・・・。カラーリングは成型色メインでしたが
塗装されている個所は細かいところまで行き届いており、ノズル等の陰となる部分まで
トーンを変えた配色になっているなど、大味なフォルムにならない配慮もされています。
合体ギミックで開閉するカバー等も極力、段差・継ぎ目などが目立たない構造になっている点も注目です。
とはいえ、合体時のシルエット重視のためか、カバーパーツは1部差し替えになる箇所もあり。
旧版だと、かなり丸っこい造形だったスペイザーも、DC版では極力薄くなるよう設計されています。
解説書によると、大きさも旧版よりも大型化していますが、その効果で薄く見える効果もあるとのこと。
超合金魂:GX-04S UFOロボ グレンダイザー 宇宙の王者セット
スペイザー用の交換パーツ。
両翼のソーサーパーツは、差し替えで
《スピンドリル・スピンソーサー》状態の再現が可能。
取り付け基部の三角形の部分も塗装で塗り分けられています。
スペイザー用の台座。DC版の共通の仕様となってますが
台座のカバーを開閉すると内部に未使用のパーツを収納できるようになっております。
スペイザー用の台座はDCグレンダイザーの台座と合体できる構造に。
スペイザー底面の円パーツを台座の穴が開いたパーツに交換すれば、台座のスタンドに差し込んで
展示ができるように。グレンダイザー用のスタンドとも接続できる構造なので
2体一緒にディスプレイできるように。
ダブルスペイザー。機首パーツが単体時と合体時とで長さが異なるパーツを交換できる仕様になっているので
単体時のシルエットは旧版よりも格段に見た目が良くなってます。
両翼のブロックも旧版より大型化され、厚さも薄くなっています。
両翼のファンは手で回転可動できる構造に。
両翼は上下にヒンジ可動。機首パーツは根元を引き出すことでヒンジが露出し、下に曲げることが可能。
これらのギミックを使って、降着状態の再現ができるようになってます。
両翼のプレートを取り外し、組みあわせることで
《ダブルカッター》にすることも。
機種の底面のカバーパーツはスタンド用のジョイントパーツに交換可。
ダブルスペイザー程度の重量ならば魂ステージでのディスプレイも可能です。
台座の四隅に短い支柱パーツを取り付けられます。この支柱を用いれば両スペイザーを同時にディスプレイ可能。
ダブルスペイザー用の交換パーツと、付属のTFO。
TFO。ダブルスペイザーに乗る前の兜甲児の愛機。
風防はクリアーパーツ。底面にはスタンドの穴が設けられています。
TFOも台座にディスプレイできるようになっています。
グレンダイザーとスペイザーを合体。
スペイザーのサイドの小羽を展開。前面のカバーを左右に開きます。
小羽の展開は旧版ではオミットされていたギミック。
グレンダイザーの腕部を収納スペースの前面中央のカバーは左右に大きく開き、内部奥に収納。
前面下部のカバーも左右に開きます。
尾翼とエンジン部は上部に跳ね上げ展開。後部のカバーは下側に下げておきます。
スペイザー合体準備完了。
グレンダイザーを収納するスペイザー内部にもわずかにモールドが施されています。
続いてグレンダイザーの合体準備を。ハンドパーツはスペイザー付属の平手パーツに交換。
パンツのカバーは取り外し、その箇所に腹部はクリアー成型のカバーパーツを装着。
このクリアーパーツはスペイザー合体時のグレンダイザー側の腹部の擦れで、
塗装が剥がれないように考慮されたアイデアとのこと。
確かにスパ金とかだと、収納スペースがかなりタイトで引っかかり等がありましたからね。
スーパーロボット超合金 : グレンダイザー対応スペイザーグレンダイザーは画像のようなポーズにし、スペイザー後部から進入。
その際はグレンダイザーに取り付けたカバーパーツの背中側に設けられたフックを
スペイザーのレールに引っ掛けてスライド。割とスルッと入っていくのでなんかキモチイイ。
進入したグレンダイザーをスペイザー前面まで移動。
スペイザー前面のカバーは、合体時用の専用カバーパーツを取り付け。
腕部を側面に収納。スペイザー後部の尾翼とエンジンブロック等を元に戻します。
スペイザー合体完了。
グレンダイザー本体がそもそもスペイザーとの合体を加味した構造になっているのでシルエットも違和感なし。
唯一の差し替えパーツとなった前面のカバーも、その効果でハーケン部との一体感が自然に。
レールでの侵入ギミックを優先したせいか、グレンダイザーに取り付けたカバーの厚みを逃がすため
スペイザー下部から見た場合、不自然な隙間が目立つように。。。
合体したスペイザーをディスプレイする際はスタンドを組みかえて画像のような形状にセッティング。
スタンドはこの状態だと根元で左右にわずかにクリック可動でスイングするように。
合体したスペイザーとダブルスペイザーをディスプレイ。
続いて、ダブルスペイザーの合体ギミックを。
機首パーツは合体用の短いタイプに交換。
合体用の機首パーツ下部のカバーを開き、ジョイントを展開。
両翼を画像のような位置にし、ダブルスペイザーの合体準備完了。
グレンダイザーのスタンド用の取り付け穴が、合体用のジョイントとしても兼用されています。
ダブルスペイザー側で開いた下部のカバーは、合体時のベルトをイメージしているそうです。
ダブルスペイザー合体完了。
合体後でもグレンダイザーの可動には殆ど支障なし。
合体時のダブルスペイザーの機首長さもちょうどいいです。
ダブルスペイザー合体後のグレンダイザーを飛行ポーズでディスプレイする際は
クリアパーツ製の補助台座をスタンドに取り付け。
グレンダイザーはその上に乗せてディスプレイ。安定感は割とありますが、
ただ乗せているだけなので過度なポージングは無理。
もちろん、ダブルスペイザーと合体したグレンダイザーとスペイザーもディスプレイか可能。
個人的なコレクション事情じゃ、旧超合金魂もスパ金もスペイザー付きで持っているしで
特別欲しかったというものではなく、ただやっぱりグレンダイザー単体じゃ物足りないよなと思い
旧超合金魂版とも比べてみたかったので購入。どうせならグレンダイザーとセットでもよかったと思いつつ。。。
ダブルスペイザーは元々が合体時でのギミックが少ない設定ですが、
機首の交換で両形態とも満足いくシルエットに仕上がっているので単体でも見栄えがあります。
やはり、この商品で目玉となるのは、スペイザーとの合体ギミックになるのでしょう。
旧超合金魂では本来のギミックとして、オミットされていた箇所は改善されている点は◎。
レールを用いた侵入もスムーズで過去の玩具で問題だった塗装剥げは改善できていると感じます。
合体後の一体感が出るように一部でカバーの差し替えになっているところもありますが
見る角度によっては他の場所も専用のカバーを使ったほうが良かった部分も見受けられるし、
なんかちょっともったいないかなって思ってしまった。