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超合金魂:GX-95 闘士ゴーディアン 【レビュー】 [超合金魂]

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超合金魂の『GX-95 闘士ゴーディアン』です。




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主人公のダイゴ大滝。全高60ミリほどの小サイズフィギュア。
ダイゴを中核とした3体のメカがマトリョーシカ風に収納される分身合体がゴーディアンのメインギミックになってます。

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造形はモールドもハッキリしており、シャープに成型されているので
このサイズにしてはかなり頑張っているほうかと。

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塗装の食み出し等も許容範囲内といった感じ。
アイプリントは宣材写真よりも劣化している印象。

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可動。頭部・肩・股関節・足首はボール可動。他は軸可動になってます。
ヒザは合体時の可動も加味して、逆関節にも曲がります。

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ダイゴの相棒。豹メカのクリント。可動はせずポーズ固定のフィギュア。

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本体色の黒は成型色。部分塗装で配色を再現。

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ダイゴに銃などのオプションが付属していないので、単体ではイマイチ遊び甲斐がない。
クリントを隣に置くだけでも大分存在感が増す感じ。




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所謂1号ロボのプロテッサー。モチーフは見たまんまのアメリカンフットボウラー。
合体ギミックありきのサイズなので120ミリと小柄。

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接地性を高めるためソール部のみ合金パーツを使用し、その他は全てプラ製。
合体ギミックの都合上、各ブロックは薄いヒンジで繋ぎ合わせた構成で
手に取ったときの感触はかなり危うく感じます。

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本体色はほぼ成型色。頭部や前腕などが塗装で再現。

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手元にあったテキトーなライダーアーツと並べて大きさ比較。

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プロテッサーの背中の隙間にはサポートパーツを差し組める仕様に。
後述するデリンガー・ガービン共に3体のメカは、中にフィギュアを収納しないときは、
胴体内が中空となっており、背中のヒンジ軸一つで上半身の重量を支える構造になっているので、
それを補助するためのパーツですね。
デリンガー・ガービンにも同じ用途のサポートパーツが付属します。
未収納時はサポートパーツを使用。収納時はサポートパーツを外すようになってます。

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プロテッサー内にダイゴを収納。
プロテッサーの頭部を首元から後ろに倒し、肩と二の腕・太もも部のカバーを開き、
胸部・腹部の前面カバーを上へ開きます。
内部のメカディティールも細かく造形されてます。

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ダイゴのヒジ関節を下向きにするようにしてプロテッサー内に収納。
プロテッサー内のピンを、ダイゴの背中の穴に差し込んで固定。

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収納後は各カバーを元の状態に閉じます。
ダイゴの前腕部と、プロテッサーの肩部分が連動して可動する構造なので、
中のフィギュアの関節向きに間違いがないが破損防止のために良く確認したほうが良いと思う。

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セットガードプロテクション。
中にアンコが詰まった状態なので、中空のプロテッサーよりかは扱いやすい感じ。

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可動。中のフィギュアの関節可動域との制約もあるため、肩や股関節は多重のヒンジ可動になっており独特の可動域に。
デリンガー・ガービンも共通で、腕を前方に突き出した状態から左右に広げる動きが構造的に不可。
首元でわずかに伸縮し、頭部がロール可動。前腕部でもロール可動。腰はわずかに(1~2度ほど)ロール可動。
開脚もお尻側のヒンジで可動。デリンガーに収納したときの可動の都合上、スネ部分にも可動箇所があり。

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プロテッサー用パーツ。

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メイン武器のゴーディアンボム。ラグビーボールでなければ爆弾でもない武器。
2個付属し、ゴーディアンボムを支える平手が左のみ付属。

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ゴーディアンボムは分解して各武器に組み替えが可能。

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中央部にグリップパーツを差し、先端に刃パーツを差すことで緑光剣に。

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ボムの先端部とのパーツ差し替えでボムドリルに。

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二つのボムの先端部にグリップパーツを差すことでツインボムに。

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所謂2号ロボのデリンガー。
プロテッサーと同じくソール部は合金パーツ。その他全身はプラ製。
本体色はほぼ成型色。黄色い差し色が部分塗装で再現。

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四肢の付き方などもプロテッサーと同じ構造。

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プロテッサーと同じく、合体前のデリンガーにも背中にサポートパーツを装着。

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ダイゴ・プロテッサー・デリンガーの大きさ比較。

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デリンガー内にプロテッサーを収納。収納ギミックはプロテッサー時と同じく
頭部を後ろに倒し、肩と二の腕のカバーを開き、胸部の前面カバーを上へ開きます。
デリンガーではモモに加え、スネ部分も開きます。
収納するプロテッサーのヒジ関節を下向きにするように、つま先を畳んでデリンガーに収納。

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デリンガーのスネ内部の溝にプロテッサーのつま先をスライドさせるように収納。
プロテッサーの背中の溝にデリンガー内部のピンを差し込んで固定。

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デリンガーセットイン。デリンガー各部に中身を除けるスリットが設けられているため、
プロテッサー収納時の密度感が視覚的にアップしてます。
この状態では背中のサポートパーツは取り外し。

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四肢の可動はプロテッサーと構造がほぼ同じ。足首は引き出し式で可動域が広がる構造。
サイズが大きくなっても可動域はあまり広くないです。
ヒザの可動時には中のプロテッサーのスネ部分が連動可動。

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デリンガー用のパーツ。可動が広くないので表情を増すためにも
デリンガーにも平手パーツが欲しかった気も。

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赤光剣。武器用のハンドパーツで持たせます。

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斧状のマグナムバンチ。

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3号ロボのガービン。
3体のロボが合体した状態がゴーディアンなので、中身がないこの状態はガービン。
プロテッサー・デリンガーと異なり、ガービンには合金パーツが多く採用されており重量感があります。

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ブルーの部分は濡れた質感のあるメタリック塗装になってます。
肩幅が広く元のデザインよりボリュームアップした雰囲気。
ガービンの胸部腹部は合金パーツになっているので、背中のサポートパーツは必須といった感じ。

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各部スリットが設けられて、中に収納したデリンガーが覗けるディティールに。
合金パーツが多めなので、四肢が取り付けられたヒンジ関節の強度が心配。

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ダイゴ・プロテッサー・デリンガー・ガービンの大きさ比較。

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ガービン内にデリンガーを収納。収納手順はこれまでとほぼ同じ。
頭部を後ろに倒し、肩と二の腕のカバーを開き、胸部の前面カバーを上へ開き、モモ・スネ部分も開きます。

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収納するデリンガーのヒジ関節を下向きにし、つま先を畳んでガービンに収納。
ガービンのスネ内部の溝にスライドさせるように、デリンガーの足を収納。
デリンガーの背中の溝にガービン内部のピンを差し込んで固定。

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3体合体してゴーディアンに。
中身が詰まった状態なので、ガービン時よりも強度面で安定感があります。

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四肢の可動域はプロテッサー・デリンガーあたりと変わらず。
肩と股関節と足首はクリック関節。足首は引き出し式で可動域が広がる構造に。
ヒザ可動と連動して中身のデリンガーのスネが可動。
股関節可動時に中のデリンガーのモモのカバーが開きやすい気も。

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フルオープン。密度が高く、一連の収納ギミックは各パーツとも不自然な干渉もなくスムーズであり、
各パーツの整合性の高さが伺えます。




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ゴーディアン用パーツ。
各種ハンドパーツも付属。

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白光剣。刀身はメッキパーツ。

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頭部のアンテナが変形する設定のメリケンサックと手裏剣は別パーツで付属。
メリケンサックはグリップパーツをハンドパーツで掴んで持たせます。

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頭部はパーツ交換で、アニメ前期の作画をイメージした形状に変更することも。
フェイスパーツとアンテナ部を交換。アンテナ部はメリケンサックに装着されていたものを使用。
このギミックのせいかアンテナパーツが外れやすいのが結構厄介。

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ガトリングアーム。所謂ロケットパンチ。
前腕部を取り外して再現。発射ギミックは無し。

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フットミサイル。スネ部のカバーを開いてミサイルを取り付け。

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棍棒状のマイティライボー。先端パーツの交換で畳んだ手裏剣を取り付け、槍状にすることも。

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シャインシェルド。グリップ部はサーベル状になる設定ですが刃のパーツは付属せず。

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シャインシェルド先端にデュークスクリューの刃を取りつけることや、
前面のカバーを開いてビームガンの砲口を露出させることも可能。

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デュークスクリュー。標準の短いグリップパーツの他に、
マイティライボーのグリップパーツに差し替えることも可能。




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ゴーディアン(ガービン)は300ミリほどの全高のため非常にボリュームある体躯。

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分身合体ギミックがメインで、可動域は肩回りがやはりクセのある構造なのでアクションポーズがやや単調に。

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過去のゴーディアン玩具ではカバーオープン時のヒンジが側面に飛び出してたりしてましたが、
今回の金魂版は上手くディテールとして処理されていて全体の親和性が整っているのもよいです。




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専用の台座。各部にオプションパーツを装着して収納することができます。

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台座にダイゴやクリント、3体のメカもまとめて展示することもできます。




メインの分身合体の玩具的ギミックはかなり優秀。
スムーズに各メカを収納できる設計は見事としか言いようがなく、
ヒンジ関節の軸一本でもズレて曲がっていればここまでの整合性は再現できなかったでしょう。
各メカの全高やボリューム差もアニメの雰囲気をしっかり再現されている点も良いです。
本体への金属パーツ採用率は殆どガービンに集中しており、デリンガーサイズですらほぼプラ製だと、
いまいち超合金ブランド感が薄いイメージがあります。
合体ギミック優先なので可動アクション的に物足りない印象もありますが、
以前発売された同じギミックのあるバイカンフーを経た後もあり、
改善点も感じられますが、肩回りの可動域はもうちょい進化が欲しかった感じもします。





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