10thドラゴン神聖衣パッケージ。ペガサスと同じくオブジェを前面に配置した図柄。
紫龍素体。アンダーウェアなどカラーはアニメ版神聖衣のフィギュア素体と同様。
3rd素体の股関節が調整されて、聖衣装着時でもシッカリとした固さを感じられました。
フェイス部。
通常顔の他に、10th版では新たに
《叫び顔》のパーツが付属していました。
通常版・OCE版では塗装されていたフェイス部・首の肌色が成型色となり、
アイプリントもグリーンになる変化が。
聖衣装着!聖衣のメインカラーであるグリーンが3色の濃淡で変化がつけられ、立体感を強調した配色に。
一番薄いグリーンの部分で、通常版のカラーと同じ色合いで、ゴールドのエングレービングが
映える彩色になっていました。
固く調整された股関節のおかげで、普通に素立ちさせておく分には支障ないですが、
トップヘビーな聖衣の形状のため、可動ポーズをさせたときはヒザ関節に負担がかかり気味。
髪パーツや背中の羽が干渉して、頭部は殆ど動かないのは変化無し。
とはいえ、普通に立たせて飾っておくだけでも存在感があるキャラクターなので
個人的には問題ないです。
マスクは、
《アニメ版と原作版》の2種類付属。
画像はアニメ版マスク。
原作版マスクでは後頭部に尾が伸びている形状。
尾のパーツはBJで可動させることができます。
通常版・OCE版では、盾のパーツの保持力が全く無く、ドラゴン神聖衣の一番のストレス部でしたが、
10th版では、新規パーツにて盾の接続部の形状が変わり、盾を付けたまま手首交換しても
ポロリが無いなど、ガッチリと固定することができていました。
ここは一番評価が高い部分かもしれません。
通常版やOCE版と同様、エクスカリバーや百龍覇用のハンドパーツが付属していましたが
頭部や腰が動かないなど、可動部位の狭さは旧製品なのでしかたない気も。
ドラゴンの神聖衣オブジェ形態オブジェもカラーリング濃薄のメリハリがついて、立体映えするように。
これを見てしまうと通常版のカラーが薄すぎたのでは?という印象さえ持ってしまいます。
10thドラゴンでは通常版・OCE版でイライラだった不満点が改善されていて非常に高評価でした。
メーカーのアナウンスでは、カラーリングや新規パーツなど見た目だけの追加要素を伝えていただけですが
既存のパーツに細かな調整がはいったことは事前情報がなかっただけに、手にとってみて一番の驚き。
シリーズ通してみても、余程のことがない限り、不具合の改善はされてこなかったはずなので
いかに10thが気合が入った内容かをうかがい知ることが出来ました。
あとは初期出荷数が極悪に少ない点だけは、記念品の意味合いで何とかして欲しいですね。