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聖闘士聖衣皇級 : 海皇ポセイドン [聖闘士聖衣皇級/伝説/D.D.P]

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聖闘士聖衣皇級の『海皇ポセイドン』です。

年に一体のペースでリリース予定の皇級第2弾はまさかのポセイドン。
開発者インタビューで、ライブラ紫龍やアクエリアス氷河なども発売したいと
予告していたところに、神クラスのポセイドンを隠し玉に持ってくるとは思いませんでした。

従来の神話シリーズとは異なる、皇級的なアプローチは
第1弾の《サジタリアス星矢》を受け継ぐ形で、ポセイドンも立体化されていました。
http://oniityan.blog.so-net.ne.jp/2011-09-23-1




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ポセイドン(ジュリアン・ソロ)素体。
基本的に皇級星矢の素体と同一のもの。星矢素体との違いは靴の高さで身長差が違っている点です。

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頭部は、《通常》《閉じ目》《叫び顔》の2種類付属しています。
キャラ的に《叫び顔》の用途がいまいち思い浮かばない・・・。

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頭髪部分は後ろ髪が1軸可動。もみ上げ部分は可動ジョイントが仕込まれています。

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今回のポセイドンでは、素体用の《握り手》《平手》も付属していました。
これらの手首の用途もいまいち思い浮かばない・・・。
スーツなどの衣装でもあれば飾るに良いのだけど、このタイツ姿では。。




鱗衣(スケイル)装着!!
今回のポセイドンもサジタリアスと同じく、ダイキャスト製部品は少なく、大半がプラパーツ。
モナカ構造によるアーマー分割で素体に装着させていきます。

また、股関節やヒザ関節の緩さに不満に感じていた皇級素体ですが、今回のポセイドンの鱗衣では
サジタリアスのような背負い物の羽などは装備していないので、アーマー装着時でも
緩さは気にならない程度の保持力に感じられました。

ちなみに、ダイキャストが使用されているアーマーの箇所は
肩・胸部の一部・腰垂れアーマー・太ももの突起部・ふくらはぎの一部・ヒザアーマー・ソール部分です。

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まず前後に2分割された腹部、胸部アーマーをそれぞれ装着。

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左右に分割された腰サイドアーマーを装着。

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腰前・腰後ろのアーマーを中央部に装着。

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前後にモナカ分割の太ももアーマーを装着。

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スネ部分(前後2分割)→ふくらはぎ(左右2分割・ヒザアーマー)の順番で装着。

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モナカ分割の二の腕・前腕アーマーを装着。

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肩アーマーを装着。
腕部ワキ部分にボールジョイントで接続します。
このポセイドンでは唯一外れやすいアーマー部品に感じました。

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付属手首。左から《握りこぶし》《クロー》《矛持ち手》《平手》が両手分です。
また、右手首のみで《角度のついた矛持ち手》《ピース?状》の手首が付属していました。

各種手首は前腕アーマーを装着した後だと、若干交換しづらい軸なので
交換時には前腕のアーマーを一旦外したほうが交換しやすいと思いました。

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最後に前髪パーツを、マスク装着用のものに交換します。




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海皇ポセイドン降臨!
聖闘士聖衣皇級では恒例のアーマー各所の施されたエングレービングも、サジタリアスより幅広く、
ほぼ全身に施されています。
サジタリアスでは部分的に1パーツに集中して過度とも思えるエングレービング処理だったのに対し、
ポセイドンでは良い塩梅に模様が散りばめられ、程よい密度感を感じられるようになっていました。

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アーマーがこのサイズにしてシンプルな分割構造だったので、継ぎ目が目立つ部分が少なく
見た目が嫌味に感じられない雰囲気があると感じました。

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可動箇所としては、肩アーマーの装着基部が多重関節によって、腕の可動を妨げないようになっています。

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マスク装着時用の前髪パーツも、もみ上げ部に可動ジョイントがあり、
顔を左右に向けても、もみ上げパーツが干渉しないようになっています。

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腰アーマーのパーツも一枚一枚、可動ジョイントが仕込まれています。
後述する付属品の玉座に座るときに大きく活きる可動部品になっていました。

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前作サジタリアス星矢でも採用されていた、ヒザ関節裏のカバーパーツ。
可動させる際には、外側に跳ね上げるようにします。
カバーを閉じているときにはヒザが動かないので、ちょっとしたストッパーの役割も兼ねているようです。




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ポセイドンの象徴ともいえる、《三つ叉の矛》
皇級サイズなのですごく長い。。。柄の部分はプラ製で、若干しなりやすい感じです。
刃先部分との接続軸のみ金属部品なので折れの心配はなさそう。

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柄はオブジェ用の短い柄に交換することも出来ます。
また、矛のスタンドパーツも付属していました。
スタンドの穴に矛の柄を通すとき、穴径がきつく、少しメッキの剥げができてしまいました。。

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マント。表裏で色が違いますが、2枚の布を縫い合わせて再現してありますね。
神話のポセイドン (~ROYAL ORNAMENT EDITION~)では、どちらも片面のみの再現だったので嬉しいところです。
http://oniityan.blog.so-net.ne.jp/2008-10-02
http://oniityan.blog.so-net.ne.jp/2008-10-03
布表面の質感も安っぽい感じがしないところも嬉しい。
マントの装着は肩アーマーのピン軸に通して固定させます。

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矛とマントを装備した状態。
両足と矛との3点支持になるので、サジタリアスのときに感じた立ち姿の不安定感は解消していますね。
本体が情報過多なので、マント部分くらいはこのくらい質素でいいのかもしれない。。。




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玉座パーツ。
ホワイトの成型色の上に、シャドー塗装が施されています。塗装の雰囲気は良いですが
所々、いかにもプラの箱っぽい処理なのが、このサイズにして目立つところかもしれません。
パッケージの写真では、玉座はホワイトではなくブラウン系の色だったので違和感。。

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こんな椅子に座っていたら、ぢになりそう。。。




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オブジェ用の素体と台座。
オブジェの骨格はクリアー成型。ジュリアン素体へのアーマー装着とは肩アーマーの向き以外、同一方法なので説明書要らず。

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ポセイドン鱗衣オブジェ形態(TVアニメ版)
このオブジェ形態の面白みにかけるのが、このアイテムの一番イマイチと感じてしまう点かもしれない。
サジタリアスのときに感じた、オブジェ骨格へアーマーを付けていく面白さはこれには全く感じられない。。。

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台座床部分の一部に、ピン付の床へリバーシブルにできる部分があるので
そのピン部分にオブジェ骨格を挿し、立たせることができます。





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オブジェは《原作マンガ版》の形状にすることができます。
オブジェの脚部を外し、その外した部分へ別パーツの脚部を取り付けます。

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ポセイドン鱗衣オブジェ形態(原作版)
原作版では脚部のパーツは胴体内部に収納されている設定ですが、皇級では再現されず。。
サジタリアスでの腕部などの原作風分割が神がかり的な再現度だったので、
ポセイドンでも少しは期待していましたが、流石にムリか…('A`)

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原作版オブジェ時に余った脚部アーマーは、台座内部に収納することができるようになっています。

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原作版オブジェは台座の上に乗せるだけ。ですが、特別、不安定感もありませんでした。




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久々の聖闘士聖衣皇級でしたが、2弾目にして鱗衣(スケイル)への展開や、
ポセイドンというネームバリューがファンの購入者にとっては
魅力的なのかどうか?が、評価の分かれ目になりそう。

今回購入してポセイドンで何をするか?自分は素立ちで飾る以外のことはしませんでした。
前作のサジタリアス星矢と対峙させて、劇中の再現をするのは大いにアリだと思いますが、
サイズがサイズだけに、その再現ができる人がどれだけいるのか・・・。
この皇級の一番の悩みどころかもしれません。

エングレービングが皇級の造形アプローチではあると思いますが、
神クラスのポセイドンと、前作サジタリアスとの模様の差もハッキリと感じ取れて面白い部分でありました。






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